『とまり木』 〜side新一
「いってらっしゃい」
そう言っていつだってオレを見送ってくれる蘭
「気をつけてね」
そう言っていつだってオレを気遣ってくれる蘭
「そっか…仕方ないよね…」
そう言って反故にしてしまった約束に目を伏せた蘭
「どうして無茶ばっかりするのよ!」
そう言ってオレの為に怒ってくれる蘭
どれもみんな
オレの好きな
オレの一番大切な
愛しい蘭
なあ…知ってたか?
オレってさ
蘭が居るからこうして真っ直ぐ前を見て歩いていけるんだぜ?
蘭が止まり木なら
オレは止まり木ごと空へ一緒に飛び立ちたい
オメーはオレがオレである事を支えてくれている
たったひとつの還る場所なのだから…
霧島のぞみさんから、物物交換のようなカタチで戴きました。
なかはらがご本を戴いて、お礼に駄詩(蘭バージョン)を差し上げて、
更に新一バージョンを戴くという、海老で鯛どころか宝石を釣ってしまいました。
PCの前に正座して堪能しました。
ありがとうございました〜〜vv
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