HAPPY BIRTHDAY TO 青子vv



9月はとっくに終わったのですが、今更ながら青子ちゃんBD企画始動です(笑)

某所茶会で大フィーパーしました《描き逃げお題で快青K》

年内コンプを目指して、頑張ります。

そーゆーワケでして、ウチのサイトだけ年内は 『HAPPY BIRTHDAY TO 青子vv』 なのです(爆)



提供:快青井戸端会議所《閉鎖》 管理人:saori様



「ちょうだいv」 「知りたい?」
「一緒に帰ろう」 「ずっと待ってる」
「バカ」 「どっちが好き?」
「いじわる」 「いただきます」
「〜だってば!!」 逃げる時は一緒(だぜ)







「ちょうだいv」


「二人にお願いがあるのvv」
「「お願い(ですか)?」」
「うんっvv」

語尾にハートマークがついてそうな、上機嫌な声。
甘ったるい、それいて耳に心地良いソプラノ。

「中身によるぜ」
「青子さんのお願いとあらば、どんな事でもお聞きしますよ」
「出来ねー事でもするのかよ、さすがだねぇ、KID」
「では、貴方は彼女のお願いを断る事が出来るのですね。私にしてみれば、それこそ出来ない事ですよ」
「うっせーな」
「もぅ、ケンカしないでよ〜」
「ケンカではありませんよ。ところでお願いとは?」
「あ、うん。その・・・ね」


言いにくい事なのか、下を向いて声のトーンが低くなる。

KIDがふわりと笑い、下を向いた青子顔を覗くべく、跪いている。

俺は、情けねぇが、ポーカーフェィスの裏で、青くなったり、(怒りで)赤くなったりしてる。
青子の願いを断るつもりは毛頭無いが、なかなか素直になれない。。

「何だよ、言ってみろって」

100歩譲って、この程度しか言えない。

「その・・・、二人のね・・・
未来が欲しいな〜って

「は(はい)?」

未来が欲しい?
そりゃ、つまり、そーゆー事か?

珍しくも思考のとまったKIDと顔を見合わせ、再度聞く。

「だから!二人の未来をちょうだいvv」

真っ赤な顔をして、一世一代の逆プロポーズときた。

「だって、だってね。青子、二人とも好きなんだもん。ずっと、ずっと一緒にいたいの。だから・・・」
「「はぁ・・・」」

突然すぎて、それ以上の言葉は出ない。

「もちろん、私もそのつもりですよ。貴方を離す気はありませんから」

げ、先越された!
えぇい! 性格がなんだ! 照れくさいのが何だ!

「心配すんなって、離したりしねーからよ」

「ホント? やったぁ!!」



「「まだ時間はたっぷりある、それまでにコイツ(彼)を何とかしないと(いけませんね)」」



逆プロポーズ。
ちなみに言葉のご指南役はどこぞの探偵の母親だったりします(笑)



戻る





「知りたい?」


「私が欲しいと願うものは、ただ一つ。blue jewel、貴女の心だけです」


警察もマスコミも野次馬も大勢いる中での衝撃の告白。

おかげで翌日の新聞はこぞって一面トップにKIDが掲載されてしまった。


『怪盗KIDの想い人は!?』
『KIDに恋人発覚!?』
『平成のルパン、結婚か!?』

相手が誰なのか、それは各誌とも不明と出ている。


「「・・・・・・」」

通学途中の男女から、それぞれ違う意味での深い溜息が洩れる。

「あのヤロ・・・」
「ねぇ、これって、やっぱり・・・」
「妙な言葉残しやがって。マスコミだってバカじゃねーんだぞ」


『blue jewel』青い宝石。

これを指すものが、名の通りの宝石だとは思わないだろう。
特定の誰か、この場合はKIDが想いを寄せる相手を意味することぐらい判らない世間ではない。

そして、その誰かを探す手段として、まず手をつけるのが当人の関係者。

KIDの関係者となると、専任の警部がまずあがる。
そうすれば、KIDの残した言葉が何を意味するかを探り当てるのも時間の問題。

何を考えて、このような暴挙に出たのか。

そこに見え隠れするKIDの真意が、何となく判るようで、快斗は面白くない。

つまり、青子の存在をそれとなく匂わせておいた上で、彼女をマスコミから守る名目で独占出来るのだ。


ただ、これは諸刃の剣。

当然、組織にもその存在を狙われる事になる。
それでも、手元に置いて守る方が良いと踏んだのか。


冗談じゃねぇぞ。
青子を渡す気はない。
いつだってお前と一戦交える覚悟は出来てるんだ。

出て来い、KID。
マスコミが真意を問いただす前に、まず俺が聞いてやる。
その上で、きっちりと決着つけてやる。


決戦の日は近い。


KIDの想い人を知りたい!
マスコミの大騒動が目に浮かびます(笑)



戻る





「一緒に帰ろう」


「快斗がね、最近変なんだ・・・」
「変?」
「放課後、いつも一緒に帰ってたの。日直とかで用事がある時は、終わるまで待っててくれて・・・」
「それがなくなった、と?」
「青子が声かける前に、飛び出していっちゃって・・・。昼間も避けてるみたいで・・・」
「青子さん・・・」

天才と謳われた怪盗KIDの恋敵、黒羽快斗。
KIDにしてみれば、青子の心から快斗の存在が消え去っていきそうな、今回の事件は手放しで喜ぶべきもの。
しかし目の前の愛しい姫は、その事実を酷く哀しんでいる。
となれば、おいそれと万歳は出来ない。

(まったく、なってませんね、快斗。青子嬢を哀しませるなんて、それでもマジシャンですか!)

マジシャンという職業は、人に夢を与えるのが使命。
それが、夢どころか哀しみを与えてしまうとは。

「心配はいりません、青子さん。夢見が悪くて、機嫌が悪いだけなんですから」
「夢見?」
「えぇ、昨日会いましたよ。近頃心臓に悪い夢を見ると言ってましたね」
「心臓に・・・悪い?」
「えぇ、まったくどんな夢を見たんだか。ま、想像はつきますがね」
「KID?」
「明日、誘ってみてご覧なさい。」
「え?」
「多分、機嫌は直ってると思いますよ?」
「うん! ありがとう! KID」

(この貸しは高くつきますよ、快斗)


「快斗! 一緒に帰ろうvv」
「//////////////あ・・・、あぁ」



快斗が見た夢。
青子を直視できなくなるような、リアルな夢です(笑)
え? 何かって?
聞くだけヤボですよ(爆)



戻る





「ずっと待ってる」


「勘違いするなよ。俺は青子の気持ちを大事にしたいだけだからな」
「快斗・・・」

幼馴染も20年近くやってると、青子の考える事ぐらい判るようになる。

ただ、快斗自身は、多少の時間はかかっても、青子の相手は自分だけだと踏んでいたのは事実。

KIDへの想いを押さえられなくなった青子に、さんざん悩んで告げた言葉。


「待つよ。青子は必ず俺を選ぶって信じてるからさ」

「ごめ・・・んっ」

(多少のヤキモチは許せよ。何せ相手はKIDだからな)





「20年のハンデは正直大きいですよ」

ビルの屋上で夜空を見上げ、小さく告げる。

「KID・・・」

「仕事柄、相手の考えることは多少は判るんですよ。だから貴方が私に飛び込んでこない理由も判るつもりです」

根底にある快斗への想いも捨てられずにいる青子を攻めるつもりはない。

「だから、待ちますよ。貴方の心がまっすぐに私を向くまで」

「ごめ・・・んなさい」


(快斗、貴方に負けるとは思ってませんからね、私は)



KIDのセリフが難しい・・・
そろそろネタが尽きてきました(涙)



戻る





「バカ」


深夜0時の鐘と共に、二人分の祝辞が降ってきた。

「「おめでとう(ございます)」」
「あ・・・ありがとう・・・」


差し出されたプレゼント。

偶然にしては出来すぎているが、ラッピング用紙がまったく同じ。


「てめぇ、俺の真似しやがったな」
「人聞きの悪い。貴方が真似をしたのでしょう?」
「あはは。これで中身まで同じだったら、すごいね」
「冗談だろ」
「それはないでしょう。青子さんが欲しいものを貴方のような者が知ってるはずありません」
「何を!」
「二人ともケンカしないでよ。せっかくの誕生日なのに・・・」
「ちぇ・・・」
「そうですね。無駄な時間を過ごしました。青子さん、開けてみていただけますか?」
「あ、うん」

促したのはKIDが先。
出遅れた快斗は腐ってしまった。

「私と好きな色で選んでみました。お似合いになりますよ」
「・・・・・・・・。え・・・っと、快斗のも開けていい?」
「おぅ(俺も好きな色にしたんだよな。何かいや〜な予感)」
「・・・・・・・・」
「「青子(さん)?」」
「青子って超能力あるのかな・・・」
「「は(はい)?」」

下を向いたまま、押し黙った青子。
ほんの数秒の静寂が過ぎた後。


「バカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


2つの箱を手にしたまま、渾身の力を込めて叫ぶ。


KIDの贈り物。
己の衣装と同じ白のベビードール。


快斗の贈り物。
ヨコシマな感情いっぱいの黒のベビードール。


デザインもまったく同じの、つまりは色違いのもの。


前から似た者同士みたいって思ってたけど、こんなところで似なくてもいいじゃない!

喜んでいいのか、怒るべきなのか。

始末の悪いプレゼントを手に、深い深〜いため息をついた。



なかはらは下着系って好きなんでしょうか(爆)
思い付くものがこんなんばっかり(滝汗)



戻る





「どっちが好き?」


「青子! この際はっきり決めてくれ! 俺とKID、どっちが好きなんだ!!」

「相変わらず野蛮ですね、貴方という方は。そのような質問、青子さんに失礼ですよ」

「オメーは黙ってろ!」

「言葉も乱暴な貴方を、青子さんが好きなワケはないでしょう。勝負は最初から決まってるのですよ?」

「うるせーーー!!」

「まぁまぁ、二人とも落ち付いてよ。ケンカしないで、ね?」

「いや・・・、だから・・・、どっちが好きなのか・・・と」

「私に決まっているでしょう?」

「どっちって・・・、どっちも好きよ? それじゃいけない?」

「ダメに決まってんだろーが! 一番はどっちだよ!」

「え? 一番はお父さんだよ? 当たり前でしょ?」

「「・・・・・・・・・・」」

「KID、一度ゆっくり話す必要がありそうだな」

「そのようですね。ひとまず休戦協定を結んだ方が良いでしょう」


青子の一番を、彼女の父から強奪するのは、果たしてどっち?


ベタな内容ですが・・・(汗)


戻る





「いじわる」


いじわるをしてみたい。


何時も何時も、二人係りで青子を振りまわすから。

ちょっと悪趣味って言われるかもしれないけど、
二人が真っ青になっちゃうようないじわるをしてみたい。


何をしたらいいのか。
何をしたら、そうできるのか。


青子の知識では、何一つ思い浮かばない。

今まで、判らない事や知らない事は、全部二人に聞いてきた。


だけど、こればっかりは自分で考えなきゃ、いじわるにならない。

さんざん考えて、結局浮かばなくて。
代わりに浮かんだのは、青子の味方をしてくれそうな人達の顔。

どうせなら二人が“天敵”だと言ってる人がいいよね。


青子のお願い、聞いてくれますか?


ねぇ、志保さん?



特別ゲスト、志保さん。
さて、彼女の策は?



戻る





「いただきます」


注:KIDファンを敵に回しそうな内容になってます。
なかはらに石投げないって約束できる方だけ反転して読んでくださいね(切実)



「青子は食い物じゃねぇぜ?」

「ほぅ、これはこれは。貴方からそんな言葉が出るとは思いませんでしたね」

「じゃ、訂正」

「?」

「青子はオメーの食い物じゃねぇ」

「食事の挨拶もまともにしない貴方に言われたくありませんね」

「関係ねーだろ。第一、オメーには出来ねぇだろうが」

「それはどうでしょうね」

「出来ないね。その衣装を外せないヤツが、そんなカッコ出来るワケねぇ」

「!!」

「それ、やった日にゃ、オメーは変態の仲間入りだ」

「何が言いたい・・・」

「外せねぇんだろ? そのマント」

「お黙りなさい」

「だから、オメーの食い物じゃねぇって言ったんだよ。あきらめるんだな」



すみません、某メンバーにしか判らないネタです(滝汗)
食べるって事は、自分の格好は・・・なワケで、マントだけつけたKID・・・げふんっ



戻る





「〜だってば!!」


「だから! ホントに見たんだってば!」

「寝ぼけてたんじゃねーのか? 普通ねーだろ」

「失礼ね。ちゃんと起きてました!」

「そうですね。青子さんが嘘をつくとは思えません」

「でしょ? でしょ? さすがはKID。青子の事、判ってくれてるvv」

「けっ、いい子ちゃんしやがって」

「快斗!」

「人を信じないのは、あまりよろしくありませんね」

「うるせー、嘘っぱちで固めたテメーに言われたくねーぞ!」

「失敬な。私に嘘などありませんよ。すべて真実。私の気持ちです」

「その気障臭い文句が、嘘っぱちなんだよ!」

「口説き文句をひとつも言えない貴方と一緒にしないでください。」

「二人とも止めてよ! 青子の話、聞いてるの!? 信じてくれるの!?」

「もちろん、信じますよ」

「ありがとうvv 快斗は?」

「〜〜〜〜っ、信じりゃぁいいんだろ・・・」

「素直じゃありませんねぇ」

「うるせー」



青子が見たもの。
背中に羽を持った天使の集団です。
(某名作劇場のパクリみたいですが、お迎えではあませんので/笑)



戻る





「逃げる時は一緒(だぜ)」


KIDが与太めいた告白をしたおかげで、青子の身辺が騒々しくなってしまった。


某国でパパラッチと呼ばれた軍団もどきが、あちこちでカメラを構えている。

もちろん、標的は青子だけじゃない。

KIDの関係者かも、と思われたら最後。
誰かれ構わず追いかける。


警察がいくら『無関係』と発表しても、そんなものが通用する相手じゃない。

逃走の際に、彼から花を貰った女性すべてがターゲットらしい。


「快斗ぉ・・・」

まともに登校も出来ず、やむを得ず自宅待機中の青子からSOS。

中森邸への出入りも、しっかり監視されてる状態なので、俺まで変装しなきゃならなくなっている。


「なぁ、青子。デートしねぇ?」

開口一番、爆弾を落とす。


「え? でぇと!?」

KID除けとパパラッチ除けも兼ねて、堂々と高校生同士でデートするのだ。


「そ、一緒に逃げようぜ」


パパラッチから。
そしてKIDから。

迷惑被った青子からの復讐。

KIDに地団駄踏ませようぜ。


地団駄? 面白そうだね!


おい、KID。
今回ばかりは、俺に好きにさせてもらう。
KIDが否と言おうが、テメェで巻いた種だ。
文句は言わせねーからな!



「知りたい?」の続きになります。
地団駄踏むKID、見てみたい(笑)



戻る










素材提供: Kign




このページは閉じて下さい。